むら興しまつりでフェイジョアーダ!
西興部村の夏の風物詩、むら興しまつりでフェイジョアーダの屋台を出店しました。
フェイジョアーダはブラジルの国民食で、豆と肉の煮込み料理です。
私はブラジル音楽が大好きでブラジルの料理も好きなのですが、
春頃に西興部のスーパーで買い物をしていたとき、村内の福祉施設「清流の里」で作っている貝豆を発見。
これは使える!と思い、ちょうど鹿肉・熊肉をいただいたこともあり、早速フェイジョアーダを作ってみました。
さすがに豆の種類が違うので本場のものとは色がずいぶん違いますが、これはこれでおいしい!
子どもたちにも食べてもらいましたが、なかなか好評でした。
ルゥカレーのように小麦粉を使っているわけではなく、豆が煮崩れてできるとろみなのでより健康的です。
味付けもほとんど塩だけです。
鹿肉や熊肉はよく食べていましたが、西興部産の豆とのコラボという点でも、我ながら「むら興し」的です。
その後役場の担当者と話していた折、話の流れで屋台を出すことになりまして、フェイジョアーダを作ることになりました。
できれば食材を西興部産で固めたいな~と思い、
・鹿肉
・熊肉
このあたりは定番でいいとして、
・貝豆(清流の里)
・羊肉(南牧場)
・牛肉(南牧場)
でまずはフェイジョアーダを作り、瀬戸牛農園さんからは
・たまねぎ
・コリンキーカボチャ
・黄にんじん
・コールラビ
・フェンネル
・ミニトマト
を使わせていただき、付け合わせのモーリョ・ヴィナグレッチを作りました。
ビネガーにはハスカップのビネガーを使用しました。(これがめちゃうま)
というわけで、西興部でガチガチに固めた布陣でむら興しまつりに臨みました。
使用する野菜を引き取りに瀬戸牛農園さんに伺ったら、
「いまから採るとこ~」
とのことだったので、すかさず
「こども連れてきていいですか!」
と申し出まして、こどもたちも収穫に参加させていただきました。
ポムに帰ってきてからは仕込みを始め……
めちゃうまのモーリョ・ヴィナグレッチができあがりました。
フェイジョアーダの仕込みの方は肉の掃除から始め……
それぞれの肉で色や手触りに違いがあっておもしろいですね。
浸けておいた豆を茹でてからは肉と合わせ、
そのあとはひたすら煮込みます。
味はというと……
前の方がうまくできたかも……。
さすがに100食分仕込むのはなかなか難しかったですが、
西興部食材で固めすぎてベーコンを入れなかったので爆発力がない感じです。
まぁ、これはこれで優しいお味ということで。
完成品はこちら
みなさん珍しがってくれたのか、おかげさまで完売となりました。
お手伝いいただいたみなさんへとへとでしたね。
祭の片付けもなかなか楽しかったです。
残り物で作ったモーリョ・ヴィナグレッチ茶漬けが爆発的においしかったので、来年の屋台はフェイジョアーダじゃなくてそれかな~。
焼肉形式が復活したら爆売れ必至かと。
仕込みの副産物の熊出汁も、クリアなのにコクがあってとてもおいしかったのでできたらお茶漬けの出汁にしたいですね。
来年はヒルクライム出場できるぐらいの余裕を持ちたいです。
お手伝いいただいたみなさん、毎度のことで恐縮ですがありがとうございました。
たいへんお世話になりました。